夢がツイエタ記憶。そして、再生

最初に芽生えた夢は、歌を唄う人か
バレリーナになりたかった。
大好きだった、父の18歳年上の兄である叔父は
わたしを、すごく猫かわいがりをした。
何をやっても「みちよはすごい!」
と、大ほめをしてくれた。
こたつのうえで、森進一の襟裳岬を熱唱する子だった
(年齢、ばればれーーー(笑)
ずっと唄ってる子だった
おじちゃんが喜んでくれるのが、嬉しかった。
そうして、バレイ
3歳の頃から習いだした、バレイは
わたしを魅了した。
体が柔らかい私は、バレイのストレッチが大好きで
ピタっと床に付く体を先生にほめてもらった。
嬉しかった。
何をやっても、妹の方が上手だと言われていた私が
唯一、バレイだけは、妹よりも上手だと
認めてもらえているものだったし
大好きで大好きで仕方がなかった。
バーで踊る、たくさんの先輩達。
チュチュの華やかなレースの彩り。
教室の床の、きゅきゅっとバレイシューズの鳴る音。
どれもこれも、大好きな空間だった。
小学生の高学年にならないと、トゥシューズを
履かせてもらうことが出来なくて
小学生の高学年になって、トゥーシューズを履く自分にあこがれた
足がまめだらけになって、つめもはがれるよって
言われても・・・ちっとも怖くなかった。
トゥーシューズを履いて
白鳥を踊るのが夢だった。
発表会では、とても綺麗な衣装を着せてもらって
頭をキュっと、結んでもらって、お化粧をした。
スッと背筋を伸ばして、立つ。気持ちが高揚した
舞台の上は、ものすごく楽しい空間だった。
わたしの舞台へのあこがれは、ここから来ているのだろう。
でも・・・その夢も、長くは続かなかった。
ある日。
両親が、2人で話していた。
「バレイって・・・本当にお金がかかるよね!!!」
「練習費に衣装代に、先生へのお礼でしょ??」
「もーーーー。ほんまに、大変やわ!!!!」
「なんとかならないのかしらね!」
今の私だと、母の言い分は、非常によくわかる。
でも、当時7歳の私は
自分が、ものすごく、いけないことをしてるんだと想いこんだ。
バレイをやる事。大好きだった。
ずっと、踊っていたかった。
練習の日がとてもとても楽しみだった。
時間があったら、足のポジションのおさらいをする7歳だった。
でも・・・そのすべては、両親を困らせるんだと勘違いした。
その話を耳にして、次に私が取った行動は・・・
母に話しに行った
「おかあさん、わたし、バレイやめてもいいよ」
母は。とても、嬉しそうな表情を浮かべ
「本当???いいの???本当に?????」
と、言った
わたしは・・・
こくんとうなずくしか、出来なかった。
その後、自分のベッドで、声を殺して
何時間も何時間も、泣き続けた。
夢を持つことは
いけないことだと想った。
自分が、やりたいと想う事は
大事な人を傷つけると想った。
もう、望まないでいようと想った。
何も望まなければ・・・・
何も傷つかなくていいのだから。
本当に大好きだと想うもの
こと

そんなものを欲しいと想わなくなった
手に入れてしまうと、誰かの迷惑になる
望むと、誰かを困らせてしまう。
欲しいと、欲する事さえも
罪悪なのだと感じていた。
そんな小さな小さなわたしが
私の中に居るの。
大事に大事にしてあげて。
傷つきまくってる背中を、なんどもなんどもなでてあげて
いっぱいがまんしてきたねーって
大事に大事に抱きしめてあげた。
大人になるって事はね。
小さかった時の夢を
かなえてあげることやねん
だから、舞台に立っている私が居る。
歌を唄っている私がいる。
そしてね。今のわたしの夢の一つは・・・
トゥーシューズを履いて、白鳥を踊る事やねん(*^_^*)

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1 個のコメント

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    まるで私の幼少期の事を語っているのかと思うぐらい
    おんなじ思い ありました。
    我慢している自覚もなかったけれど、我慢してきてたんですね。
    でも、だからこそ今、欲しいものは手に入れていいんだよって思える。
    私も、小さなわたしを抱きしめてあげようと思いました。
    ありがとうございます。

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