誰かに、自分は
嫌われてるかもしれない
というときには
自分が相手を嫌ってるのだよ
え?
そんなはずないわ!
わたしには、冷たい
わたしには、そっけない
他のみんなには
やさしくしてるのに
だとかね
それは、「自分が望んだこと」
なんだよ
世界は、自分がなりたいようになる
ならば
「そっけなくされたかった」
「冷たくされたかった」
自分の想いが達成されたの
その下にあるのは
ほらね。
わたしは、愛されないを
証明するのに、
人を使っただけ
がんばっても、わたしは愛されない
愛されにくい
愛されづらい
愛しにくい自分を演出しながら
ほらね?
やっぱり、愛されないじゃん?!
を、証明する、
で、ややこしいのが
その裏に
さらに!望みがあり
こんな、ややこしくて
難しくて、
きむずかしわたしでも
愛してごらんなさいよ
という挑戦!
ほんとに、愛してるなら
ハードルは乗り越えなさいよ
なんていう
へんな、プライド
これね
おこちゃまだから
これね
傲慢だから
変わりたくないなら
人のせいにして
そこに、いたらいいんじゃない?
プライドの分
人が、周りからいなくなる
プライドの分
ひとりぼっちになる
ね?
望みが叶ってるでしょ?
わかってほしい
理解してほしい
って
わかってくれてる人
理解しようとしてる人
愛そうとする人たちの
手を、思い切り
振りはらい
あっちへいけ!と、ののしる
わたしが、望んだように
愛してくれない
わたしの奴隷に
だれもなってくれない
と、怒ってるのよ
わたしが、こんなに
犠牲になってきたのに?
わたしは、こんなに
自分を殺してきたのに?
だれも、わたしのために
犠牲になってくれないの!
って、怒ってるんだよ
これこれこれらの
すべて
お父さんと、お母さんに
怒ってるだけ
わたしは、しあわせになりません
あなたたちの育て方が
間違っていたから
わたしは、しあわせになりません
わたしが、しあわせになったら
あなたたちの子育てが
成功したことになるから
だからわたしはしあわせになりません
という、不毛な復讐劇なんだよ
これヘソの緒
切りましょうよ
わたしのしあわせと
お母さんやお父さんに
怒ってることとは
別のもの
人生かけての最大の復讐劇は
自分が、彼らより
しあわせになること
だけなのだよ
人を嫌うってのはね
暇なんだよ
暇なの
暇なの
暇なの
逃げてるの
逃げてるの
逃げてるの
嫌う暇もないほど
自分の人生を生きるといい
それが、できないのを
人のせいにする
ズルい思想
嫌われたという人に限って
すべてから逃げてるの
いい加減
気づきなさい
まぁ
気づかなくても
わたしは、痛くもかゆくもないけどね