さて、秋田、乳頭温泉2日目の夜
です！
今日は、蟹場温泉の混浴露天を楽しみました
わたしは、ワンコと共にはいり
まぁーバスタオルまいて
入ったんだけど
男子のみなさまは、
ほとんど
ぷらぷら、されてました（笑）
最初は、隠して入ってらしても
途中から、平気になるのよね
まぁーうちの旦那さんも
ぷらぷらのまま、
湯船に浸かるわたしの
目の前で、立ちはだかったりするし
「すなっ！！！」(やらないで)
と、突っ込むと…
さらに…
「ほな、これでどーや！？」
と、真後ろからの
おしり越しのおいなりさんの眺めを
見せてくれる。
なんとも、関西風味のやりとりを
秋田の混浴温泉で
繰り広げてまいりました(￣▽￣)
雪に大の字で突っ込んだりね（笑）
楽しんでおります
さてさて。今回ですね
我が母上さまと
共に連れての旅となります
うちの母上さまは
まぁーそれはそれは
気が強いというか、負けん気が強いというか
気丈ですし、芯がつよいし
頑固だし、働き者だし
まぁーざっくり言うと…
ダメンズの父を、支えて
商売、子育てをきりもりしてきた
女丈夫でございました。
1つの見方をすれば
ごりごりの下女マインドの持ち主ですが
でも、別の見方をすると
根性があり、気骨のかたまりで
頭かしこく、あきらめない。
そんな、性格のお方です。
ほーんで、弱さを見せるのが苦手で
抱え込む性格なので
まぁーそれはそれは
しっかりした人やった訳ですね。
その、強き母との間には
それはそれは、越えるべく壁が
高く高くありました。
大喧嘩もしましたし
もう、会うもんか！
なーんて、意地の張り合いもしました
一切を頼らない！
と、片意地はっていたこともあるし
過去には
恨んだことも、たくさんありました
でもね。
わたしは、いまの幸せにたどり着き
親よりも、幸せな今を
しっかり生きている！
と、胸を張り言えて。
そして、わたしは、わたしの王国を
しっかり、創りあげた。
そうすると、母がかわいいなぁ
と、思えることと
これまで、してもらったことの
あれやこれやへの
感謝しかない。
そんな、数年を重ねてきている
今回、あらためて
母上と過ごす3日間。
母の老いをみつける
あんなに気丈だった母は
物覚えの足りないことが
とても、多くなり
道に迷うこと。
覚えておくことが出来ないこと
理解が難しいこと
記憶のあいまいなこと
目が不自由なこと
とにかくとにかく
老いを、たくさん見せてくれる。
普通は、切ないのだろうな
と、思いつつ
わたしにとっては
かわいくて仕方ない
何度もなんども、同じ話しを
したりする母
昨日のことを、覚えていれない母上
かわいらしくて仕方がないのだ
だからといって
何か、手を貸したりもしないし
求められたら、手を貸すが
そうでなかったら、ほっておくし
それでも、なんだか
老いた母上は、楽しいのだ。
母のペースで
いろんなことを進めていくのは
ある意味
面倒にも思うかも？しれない
しかし、その面倒さえも
こちらにゆとりがあるから
しっかり、待つことができる
老いを見せてもらえることと
そして、まるで
子育て中に、我が子たちに感じていたような
なんとも言えない慈しみが
自分の中で沸くのが不思議だった
あんなにあんなに
気丈だった母が
かわいらしく、やってもらえる？
と、お願いする姿が、かわいいのだ
あぁ、わたしは、母の役に立ちたい
そんな、娘として、頑張ってきたのだものな。
母を超えたからこその
この関係性。
わたしが、母を超えてきたからこその
この心のゆとり
そして、気丈な母も
成長したからこそ
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助けてと言える成熟さを
手にしたのだろうな。
老いては、子にしたがえ
とは、こういうことか。
気丈に振る舞えるうちには
気丈にふるまっておけばよいのだな
そして、いつのまにか
老いは、いろんなものに
降参をせざるをえない
ものごとをたくさん連れてくる
そんな時に
ありがとう。という気持ちとともに
人を頼ろうとする
その心根が
母上様の成熟から見せてもらえた
1人で片意地はり
若い者には負けないなんて
意地の欠片もない
かわいらしいおばあちゃまに
なっていく母上様。
おそらく、わたしが
成熟した度合いだけ
母上様も、変化したのだろうね
3つのお布団を並べて敷いて
左に母上様
右にワンコ(旦那様)のイビキ（笑）
なんとも、幸せな空間なのだ
お母さんの命の時間は
あと、どれくらいあるのか？
わからないけど
でも、こんな豊かな時間を
持てるといいなぁーと
思う。
やるべき
とかの欠片もなく
やりたいから
親孝行をする
たくさんの確執があったからこそ…
お母さんの笑顔が見たい
その小さい頃の
わたしよ気持ちと
リンクするような
あったかい思いを
もたせてもらえる今に
ありがとうございます
