どうぞ、どん底にいきなさい。わたしは、あなたなど、必要としていないから。

むかしむかしのわたし。

そうね。20代のころ
自分を大きく見せたくて
たくさんの事を
勉強して
わかった「ふり」を
たくさんしてね
そして、わたしってすごいんですよ
と、誇張した
その裏にあったのは
わたしを助けてよ
わたしを助けてよ
そして、それを、隠そうと必死だったから
わざとクールにふるまって
達観してる風を装って
わたしが、必要なら
声かけてください
なーんて。
隠れ蓑のプライド風でごまかした
本当は
認めてほしかった
ほんとは
求められたかった
ほんとは、
お前が必要だ
そばにいてくれ
ぜひ、一緒にいてよと
言われたかった。
誰かに欲してほしかった
そう、言われたかった
実は実は
一緒にいてよ
そばにいてよ
助けてよ
わかってよ
愛してよ。
だったのだな。
誰かを助けたいなんて
傲慢なことを、わたしは
はいていた
助けてあげますよ
なーんて、
あーーーーーー
なんて、恥ずかしい、ふざけた
失礼なことを言ったんだろう
いまでも、すごく
反省して、穴にはいりたくなる
幼い自分。
それも、それで
いいんだよ
むかしむかしの
つたなく、おさなく
つっぱりまくって
泣き叫びそーな自分
その子に、花束を
大丈夫だよ。
どん底にいきなさい。
そうなったとしても
あなたは、つぶれるほど
やわではない。
うーん。
なんで、その子に
救わせるフリなんてするかね?
ダメなんだよ
とことん、どん底に
いっかい
叩き込んでやらないと。
だって、そこから、
上がってこれるもん
求められないんだって。
自分が、実力ないんだって
役になんてたてないんだって
クズなんだって。
思い切り、感じて感じて
そっからしか
這い上がれないんだよ
そっから、這い上がれるから
力があるから
そこに、落ちるんだよ
あがってこい。
待っててやるから^ ^