すべての物事。そこには、必ず「意図」がある。

すべての物事があるじゃない?

でね。その物事は

一見、とても困ったことに

見えてしまいそうな事だけど・・・

でも、そこには、必ず

「意図」があるんだよ

それを使って、何を得ているか?

だよね

ある女の子がいた

その子は、リストカットの常習者でね

左の腕には、もう、無数の切り傷がある

切って切って

包帯を巻いて

そうして、お母さんに連れられて
たくさんの病院を転々としたんだとか

でも、誰も彼女の

そのクセを直す事が出来なかった

わたしのクライアント様でもいらしたわ

左の腕の切り傷を

彼女は、とても「嬉しそう」に

わたしに見せてくれていた

前述の彼女

お母様と共に、友人のセラピストの元に

訪れた

そうして、その腕をみて

セラピストは言った

「ねえー左の腕は、まだあいてるから
 切れるやん?」

とね^^

彼女の行動を否定しなかった

はじめてのセラピストとなった

彼女は、ニヤリと笑ったそうだ

そこから、彼女との面談が始まった

「なんで、うできるの?」

「わかんない。いたたまれなくなる」

なんていう会話から始まり

どんどん彼女の内側を

探っていくと・・・・

リストカットをすると

得れるモノが見えてきた

リストカットをすると

「手に入る現実」があったのだ・・・

彼女は、認識が出来ていないが

リストカットをすると・・・

彼女は、母親に伴われてやってくる

そうして、学校からも

いろんな先生が気にかけてくれる

家族中も彼女を気遣う

セラピストは、

「ああ・・・」

と、腑に落ちる

いつも、母親と父親は

家業に忙しく

彼女は、とてもおとなしい子ども時代を過ごしたらしい

手のかからない、良いことして

扱われたのだとか

彼女は

「注目されたかった」のだ

そうして

「やさしくされたかった」

「観てほしかった」

セラピストは彼女に言った

「これをやったら

 目立つなーと思う事を

 100個書き出してきて」

とね

すでにその頃には

セラピストとの間に

信頼関係が出来ていたので・・・

そうすると、彼女は

いろいろと

書き出してきてくれた

「歌をうたう
 楽器を演奏する
 大声をあげる
 奇抜な服を着る
 感情を表現する
 芝居をやる
 好きっていう
 突然、手を上げる
 踊り出す
 ・
 ・
 ・
 ・・・・・・」

などなど

たくさんのアイディアが書かれていた

そして、それを

出来そうなことから

実行することにした

すると・・・

彼女は、リストカットを

しなくなった

そばに居てほしいと思っていた

両親の代わりに

友達が、たくさんできた

彼女は、つつみかくさず

リストカットの後もそのままに

友達たちと

笑ってすごす子になった

繊細すぎたココロの中は

表現活動として

表に出せるようになった

彼女は、リストカットを

することによって

愛したくて

愛されたかったのだ

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