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旦那さんに甘える
ガラ
じゃないから！
そんな
キャラ
じゃないし！！！
って、思ってましたわよ
わたしも（笑）
かわいくないんだもん
この私が
甘えるなんて！
男にコビ売ってるみたいで
めっちゃいやー！！
わたし、おっさんだから
そんなんしたら
ほもってるみたいやん！
とかとかとかとか
出来ない言い訳
山盛り、並べてました！！
子どもに見られるとか
旦那は男じゃないとか
やってましたやってました。
でっもっ！！
その言い訳、拒絶、もろもろ
どーーーれも！！
わたしを幸せに！
してくれなかったぁーーーー( ；´Д｀)
はたっ！
と、気づいた
しあわせになりたい
らぶらぶになりたい
って、思いつつ
頭でらぶらぶになりたい
って、思いつつさ
男みたいに振る舞ってるのは
わたし自身で
わたしがわたしを
ガラじゃない
キャラじゃない
って扱ってるのだから
男の人からも
男らしいよな！
男前だよな
強いよな
としか、そりゃーーーー
見てもらえんわな。
ほーんで
キャラじゃない
ガラじゃない
ってゆー
その
キャラとかガラとか？
なにっ？？？？？
ヒョウガラ？
ヘビ柄？
ワニガラ？
ふなっしー？
くまもん？
そんなんじゃ！ねーしっ！W(`0`)W
キャラとかガラとか
結局は
防御の鎧
弱くて、かわいくて
はかなくて、繊細な
わたし
を隠した。
恥ずかしすぎて
嫌われるかもしれないのが
怖すぎて
だから、言い訳した
この繊細な、女の子らしい自分が
バレるの怖くて
隠した。
おっさんって、鎧を着た。
でね。
勇気をだして
脱ぐ練習をした。
まず、お洋服から
女装してみた（笑）
そして、下着を変えて、
女装してみた
おえおえした。
スカートを履いて
ネックレスをつけた
泣きそうになった
恥ずかしくて死にそうだった
居酒屋や立ち飲み場でなく
ちょっと、おしゃれな
バーとかに行くようにした
かわいいと言われたら
ありがとう
って言うようにした
そして、甘えてみることにした
小さなことから
ペットボトルあけて！
あれとってー
これとってー(^^)
って、そしてありがとう
と！伝えた
こんなことも出来ないの？
とか、言われたらどーしよ
でも、ざわざわしながら
任せた
ありがとう。助かった
と、伝えてみた
男の人は、嬉しそうだった
役に立てて、嬉しそうだった
あ、そうか
甘えることが
男の人にとっては
役に立つ自分になれて
嬉しいことなんだ
迷惑じゃないんだ
遠慮する方が
いやなんだな。
そう、思った。
だんだん、慣れた
そして、女装にも慣れた（笑）
ベッドの上で
乱れることにも慣れた
相手に甘えた
そこを、こうして
あそこをこうして
そして、いった通りに、できるだけ
添おうとしてくれる
男の人の優しさを見た
どんどん委ねて
どんどん、気持ちよくなった
男の人が、喜んでくれるのが
楽しくて
またまた、甘えて
またまた、自分のやりたいことやって
そして、助けてほしいこと
頼って
ありがとうーって
満面の笑みで答えて
自分に没頭していたら
わたしのそばにいる
男性は、細々と
身の回りのお世話をしてくれ
そして、ご機嫌になっていった
わたしが、おっさんだったころは
わたしが、全部の用事をやって
そーして、きりきりして
男は、だらしなく、頼りないと
ずっと、思っていたのだけど
あー
わたしが、そうさせていた
と、思った。
月日が流れた
わたしは、すっかり
おっさんに戻れなくなって
たまに、片鱗は出るが
こまごまと
世間で言われる
女として、甲斐甲斐しくするべし！
なーんてのも、全部やめた
だって、それやると
おっさんになるもん（笑）
そして、だんなさんに
あまえまくって
いまのわたしがいる
旦那さんが居てくれるから
わたしは、わたしとして
いれる
そして、彼も
わたしが甘えるから
彼は男としての
自信を持てるらしい
お互いがお互いとして
とても、自由で心地よい
わたしらしさが
彼を男にしていく
わたしが、ゆだねるほどに
わたしが、甘えるほどに
わたしが、戦わないほどに
彼は、かっこうよくなる
おっさんの鎧を脱いでみて
キャラとかガラとか
そんなの捨てて
かわいく、繊細な
あなたのままで
いてみてごらんね
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