「早く早く・成果をあげる!」は、男性性の罠。

おはようございます。つれづれなるままに

 

したためて!今日はスタートします。

 

 

今の世の中、男性性と言われる原理で

できあがっております。

 

男性性が、悪いわけではないですよ

その男性性を使って、戦後の日本を創り上げる必要があった

女や子どもが平和に暮らせるようにと

世代前の男の人たちが、便利に快適に暮らせる暮らしを

作ってきてくれた

 

 

その恩恵を、わたしたちは受けていて

それはそれは、ありがたいと想う

 

 

 

しかしながら、その根本的なシステムの根が

人を苦しめているのかもしれないなと

いつも感じるのです

 

 

いわば・・・数字や成果を出す事が

主眼になっていて、その数字を元に

いろんな事が決められていく

 

うん。そう、大事なんだよ

しっかりと命の根っこが整っているならね

 

そこは、外せないん

 

 

でもね、いのちとか育ちとか愛とか

そういうものが、まるで意味の無いことのように

錯覚してしまう事が、多い気がする

 

 

目に見えないもの、女性性。

それを、大事にされないからこその

ゆがみをとても、深く感じるのだ

 

 

形にするにはね。本当の意味で成功を手にするにはね

男性性が発揮される根っこには、深い女性性を必要とする

その女性性を形にするのが、男性性だけどね

男性性を育てるには、女性性を育てないと

いけない訳よ

 

 

その女性性を育てる事をないがしろにしていると

そこにあるのは、根を張れない、植物と同じ事になる

 

創り上げたものは、ワイ弱になる。

 

すかすかの構造を作る

 

 

成果・成功・数字・早く

 

そんな物事を否定はしない

 

しかし・・・順序があるのだ

 

まずは、女性性。

 

 

 

男性性に偏ってしまっている社会を見たときには

社会を作る個人個人を見る必要がある

女性が、おおむね男性性に偏っているのだ

 

 

生活を丁寧に。を忘れてしまっていたり

成果・数字に追われていたり

そうして、心がかれるセ ッ ク ス

 

時間をかける。見守る、信頼するという腹がいる

 

早くとせかし、心配し、コントロールする方が

人間は楽だから

 

 

刺激を求め疲弊する。そんなラットレースみたいな

ところから下りるには・・・

 

 

女性性を育む事を決める事が必要なのである

 

 

夜にも光光と、電気をつけられたにわとり

そのとりが産む卵

 

ずっと、搾乳を続けられる牛

柵の中で、出来るだけ動かないようにされて

育つのを早められた動物

 

ホルモン剤を打たれて、お肉を柔らかくする措置

 

 

そんないろいろなものを見ると

早く早くという社会は、何を産み出すのだろう?

と、怖くなる

 

 

 

わたしたち女性は

腹の中で、「命がそだつ」を待つ事が出来る

 

しっかり時間をかけて、人を育てる事を

知っているのがわたしたちだ

 

 

人の子どもは、10年以上もの手をかけないと

自律・自立できない

 

 

丁寧に丁寧に育てるものなのだ

 

 

そのサイクルを持ち、自然のサイクルを

カラダの中に持つ女性が、

 

成果・早さを求めてしまえば・・・

 

誰が「待つ」という世界観の美しさを

伝えるのだろうか???

 

 

ゆっくりじっくりしか、育まれないのが

女性性である

 

形にはなかなかなりにくいのが女性性である

 

でも、その女性性が枯れると

すべての男性性も寄るところがなくなる

 

 

男性性とは、土の上に伸びる草や実のことだ

 

そこの草や、実を「成らない!」と言って

怒るようなものだ。

その土は、たがやかされておらず

じゃりばかりで、土に栄養もなく水も止まらない

そんな土に、植えて、育たないと怒っている

早く!成果を出して!そんな感じなのだ

 

土が良くても、そこに、たくさん植物を植え

たくさんの実を取ろうとする。

肥料をどんどんやっていかないと実がならない。

すると土は枯れていく。そうして、土本来の

自然に回復する状態は、無くなっていくのだ

 

 

女性性とは、土である。土を耕し、土壌菌を増やす

工夫をし、土が元気でいる事をまず考える

時間をかけて、土地を作る

 

土地の負担にならないような量の作物を植え

周期も、土地の回復を見越しつつの

作付けになる。

 

種をまき、育ちを待ち、手入れし

花が咲くことを喜び、実がなる事に感謝する

 

土が還してくれる物事の豊かさに感謝が湧く

 

土が大事な事を、土が育ててくれるのを

待つ

 

自然と共に、在る事

 

それが、女性性。

 

 

時間がかかるのだ。

 

人を育てると言うことも、仕事を育てると言うことも

会社を育てるということも・・・

 

それらの総てが、とてもとても

 

時間がかかることなのだ

 

 

そこを、すっとばしてはいけないよ

そうして、成果を急いではいけないよ

 

 

「待つ」ってのはね

 

 

根性がいる。試されるんだよな。

 

 

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