わたしたち女性の細胞にはね・・・
この２０００年続いた
男性社会に対しての
怒りが、こべりついているんだと想うんだ
それはそれは・・・
ひどいことをされてきたの
歴史の中の女性たちは
男性は、えらいと
女性は、さげすまれる存在だった。
もののように扱われ
そうして、抑圧されて
権利を奪われ、人権を無視され
道具として生かされ
屈辱の汁を何度もすすったのだ
許さない
許さない
そんな怨念のような、女の情念が
わたしたちの細胞には
染みついているのかもしれない
だから・・・
もう２度と、そんな目に遭わないと
女は、強くなった
男達に負けないようにと
能力を磨き、男社会に打って出た
そうして、男達を
コテンパンにした
這いつくばらせて
懺悔をさせた
さて・・・そうして
わたしたちは、
しあわせなのだろうか・・・・
男は、自分の前にひれ伏している
そうして、すまなかったと
あやまり、許しをこうものも
たくさんいただろう
しかし、激昂した女達は
その男達の、首をはねた
そうして、追い出した
苦しくなった男達は
女の元を離れていった・・・・
「この社会には、女がいない」
と言われて久しい
さて・・・どうするか・・・・
苦しくて、悔しいが
もう、身もだえするほどに
いやだけども・・・
２０００年も続いた
男どもの乱交ぶりを・・・
許してやるしか
無いのかもしれない
言いようのない怒りが
身を焦がすかもしれない
その怒りの炎で、焼き殺してしまいたく
なるのかもしれない
ふがいなさに、ふぬけ具合に
罵倒のひとつでも
くれてやる！！！と、鮮烈な言葉を
投げかけたくなるかもしれない
しかししかしだ。
その２０００年、こべりついた
怨念を、洗い流してやる事が
出来るのも・・・
現代の女性たちではないか・・・
と、わたしは想う。
首をはね、男どもを蹴散らし
そうして、追い出して
しあわせには、なれなかった
そんな歴史をたましいに刻んだもの達
そうして、そうやって蹴散らした
男どもも・・・
誰かの子宮から、産まれてきているのだと
愛さずにはおれない・・・
そんな女達が
今の;現代に、舞い降りているのではないか？
わたしは。そう思う
２０００年もの間
恨み続けていたものを
終止符をうつのは
被害者だった方が
「いいよ。ゆるす」と
言わないとほどけないんだよ
交通事故などで
いくら加害者が
「もう、許してくださいよ」
と言っても
反対に
「ごめんなさい、ごめんなさい」
と、謝っても・・・
被害者側が
怒っていたら、ゆるさなかったら
もう、それだけで、膠着する
では・・・・
苦しいけど、許して
そうして、抱きしめてあげるところに
愛があふれてくる
場所があるのかもしれない
綿々と続く、この魂の記憶を
ぬぐい去るように・・・
わたしたちは
産まれてきたのかもしれない
男よ女よ
愛し合いなさい
まっすぐに、まことをいきなさい
そうして、愛し愛されなさい
おそらく、それは
天の意志だと・・・
私は、想うのだ
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先祖から受け継がれた、先祖代々からの呪い
そんなものを、解き放っていく事が
実は・・私たちの、ミッションではないか
「だれしもが皆、女神」のミッションではないか？
と想うのだ・・・・
これ、きつかった。
わたしも書くのきつかった。
でもね・・・
やりたいの、わたしがやりたいのは
こういうこと
目の前の男を愛する事
たましいに刻まれたものが
どうであろうが・・・
女ののろいがどうであろうが・・・
わたしの怒りも・呪いも全部越えて・・・
わたしは。
いま、目の前にいる
この男と・・・・
身体も・こころも・たましいも
愛されたい
そうして、愛しつくしたい
愛されたい・愛したい。
ただ、それだけなんだ。
